高精度プレカット

プレカットとは？
　プレカットとは、木材をカットする専用の機械を使い、工場内（プレカット工場）であらかじめ現場で使用しやすいサイズや形に加工しておくというものです。これにより現場での作業を軽減することができ、建築期間を短縮したり、人件費の抑制につながります。これまで大工さんが手作業で加工していた構造材（柱、土台、梁等）や羽柄材（垂木、間柱、筋かい等）を、CAD（注1）に連動したCAM（注２）によるプレカット加工をすることにより、一定以上の品質を保つことができるようになり、施工精度を格段に高めています。
　　（注１）CADとはComputer Aided Designの略です。設計作業をコンピューターを利用して行なうことです。
　　（注２）CAMとはComputer Aided Manufacturingの略です。部材加工の作業工程をコンピューターが作り、加工をコンピューターによる工作機械が行なうことです。

プレカット材ができるまで
プレカット図面の作成
平面図、立面図、矩計図、仕様書よりプレカット図面を作成します。
最新のCADシステムでは、設計から積算までを行い、部材調達にもすばやく対応します。
　
加工データの作成
プレカット図面の承認後、プレカット加工データを作成します。　

加工
CADデータを品質管理の行き届いた工場の高精度なプレカット加工機に伝え、入力したプレカット図面通りに構造材、羽柄材を加工します。標準的な大きさの住宅であれば、2～3時間で加工が完了します。

加工精度の検査
プレカット加工した材料は、入念な検査を行い梱包します。

　出荷
上棟日（搬入日）にあわせ現場に出荷します。

　安全な素材
　　当グループが供給するプレカット材である、C.N.100や吉野スギ等安全は素材です。

→CN100

→吉野スギ