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設計図書

設計図書とは、住宅などを建築する際に必要な図面や仕様書のことで、建築士とお客様が綿密な打合せを行ったうえで設計図書が作成され、その設計図書に従って工事を行えばお客様の希望通りの建物ができるというものです。その内容は、平面図、2面以上の立面図、付近見取図、配置図、仕様書(仕上げ表を含む)、矩計図、基本的には建築確認申請や契約に必要な書類をすべて差します。建築物の内容や工法、規模によりことなりますが、在来工法の住宅の場合は20〜30種類に及びます。


設計図面の種類と見方

特記仕様書・・建物の構造や内外の仕上げ材から設備まで、その建物に使用されている材料、設備などを整理したもので設計図面だけでは書き表せない事項を文章としてまとめたものです

付近見取図・・建設地、方位、目標、となる道路、建物などが示されている

配置図・・・・敷地に対する建物の位置、方位や敷地の境界線、道路幅員、道路内外の高低差などが示されているので各部屋からの眺望、隣家との部屋の窓、玄関などの位置関係、浄化層の設置位置も確かめてください

求積図・・・・敷地面積、建築面積、各階床面積、延べ面積が詳細に示されている

仕上表・・・・内装、外装の仕上げ材料や塗装の種類などが示されているので自分が希望した品番等になっているか確かめてください

平面図・・・・各階の間取りや設備の位置のほか、筋違や通し柱の位置などが示されているので家族の希望通りの間取りになっているか、また各部屋の配置と廊下や階段の位置、動線を確かめてください

立面図・・・・東西南北から見た図面で建物の姿が分かる、外観や開口部、屋根の位置などが示されている

断面図・・・・建物を垂直にきった部分、床の高さ、天井の高さ、軒や庇の出、建物の高さなどが示されている

矩計図・・・・建物の断面詳細が分かる、基礎、柱、梁、屋根、などの構造上主要な部分の材料や寸法、地盤面から各部までの高さや天井の高さ、断熱材の種類や寸法などが示されている

基礎伏図・・・上から見た基礎の平面図、束石の位置、アンカーボルトの入る位置や間隔、床下換気口の位置などが示されている

床伏図・・・・床材をはがして上から見た図、土台や大引き、根太などの樹種や寸法などが示されている

小屋伏図・・・小屋組みや軒の出寸法など、屋根の構造をあらわした平面図

建具表・・・・サッシ窓、ドアーや障子などの建具形状、寸法、仕上げなどが示されている

展開図・・・・各部屋の東西南北の壁面を描いた図面

電気設備図・・電気配線の系統や照明、コンセント、スイッチなどの位置が示されている

空調設備図・・空調や換気の系統、取り付け位置などが示されている

給排水設備図・給排水の系統や衛星設備器具などの取り付け位置などが示されている

ガス設備図・・ガス配管の系統やガス関連機器の取り付け位置などが示されている

外構図・・・・門や塀、車庫など、外まわりの状態が示されている