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契約

契約とは、簡単に言ってしまえばもう後戻りができなくなる事、今後の家づくりを進めていく上で一番大切な部分、面倒がらずに書面をよく読んでから契約です。設計図書の内容が煮詰まり、見積書もこれでOKという事になるとその設計プランをもとに”建築確認申請”が行われます。建物が建築基準法に適合してるかどうかを行政や民間の検査機関に確認してもらいます。この確認を受けなければ違法建築となり、住宅ローンも実行されません。建築確認申請が通ったら、工事を依頼する建設会社・ハウスメーカーと”工事請負契約”を取り交わします。契約書は非常に重要な書類なので、よく内容を確かめ契約です。とくに工事代金の支払い方法、工事の工期は重要事項、その他、長期保証に関する事項など、具体的に次の点には注意しましょう。

 1  契約に関する事項

請負代金・・・建物本体だけの工事費なのか解体工事、造成工事、外構工事、空調工事等の費用も含まれているのか、工事費内訳明細書をじっくり見て確認しておきます。必要な別途工事費があれば、欄外にでもメモをしておくとよいでしょう。

支払方法・・・工事代金の支払い方法として、契約時、中間部分払い、完成時の残金支払いという何回かに分けて支払うのが一般的です。この場合気を付けたいのは、支払い時期の問題で、融資金の振込みが間に合わず、余分な資金が掛る事の無いように気を付けましょう。また、最後の支払い時期は、竣工1月後にしておくとこまごまとした手直し工事もやってもらえるので、安心です。

工期・・・・・どの施行業者もできる限り早い工期で引渡しをしたいが、実際は多少余裕をもって工期をとることが多く、工法にもよりますが建築確認許可後、4ヶ月程度で完成・引渡しとするのが一般的です。工期が遅れた場合の違約金についても、後で話し合いになると、気まずい思いをするので、契約書に明記するとよいでしょう。 

 
 2 長期保証に関する事項

すべての新築住宅の基本構造部分(住宅の構造耐力上主要な部分または雨水の浸入を防止する部分)について住宅の供給者は引渡しから10年間、瑕疵担保責任を負う事が義務づけられました。また、アフターメンテナンスについては、通常契約書とは違う別のアフターメンテナンス保証書等で取り決めをします。瑕疵が生じた部位、現象により保障期間、保証内容は異なりますので、あらかじめ確認をしておきましょう。 


3 契約書の添付書類とCheck Point!

工事請負契約約款・・契約の保証人、契約の変更、こうじの変更や中止、工期の延長、瑕疵に対する保証など、工事にあたって詳細な取り決め。一度はきちんと目を通すようCheck!
工事費内訳明細書・・請負金額を細かい項目別にした見積書。打合せでの変更が金額に反映されているかCheck!

設計図・・・・・・・すべての図面において、打合せなどで変更したものが図面に反映されているかCheck!

仕様書・・・・・・・その建物に使用する仕上げ材から設備まで図面だけでは表せない部分をまとめたもの。表記されているものに間違いがないかCheck!

工事工程表・・・・・工事の具体的な日程を表したもの。引渡し時期など全体に無理のない工程かCheck!

 
 

<契約書書式>

以下のリストをクリックすると契約書の書式例をご覧いただけます。

■書式